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校庭の野草を観察しよう
校庭周辺で春の野草を採集し、植物を同定するポイントを学ぶ。また、スケッチ実習をする。
観察手順
校庭周辺で花の咲いている草本を採集する。
採集してきた植物の種類を図鑑や参考資料を基に同定する。
採集してきた植物の花・葉・全体のスケッチをする。
実やつぼみなどがある場合は、それもスケッチする。
注意点
1種類の植物について花・葉・茎を含むように採集する。
花と葉を同じ植物を大量に採集しない。
花の付き方や、葉の付き方や形の特徴をとらえてスケッチする。
よく見られる植物のスケッチ例(クリックすると実写が表示されるものもあります)
スイバ(タデ科)
全体に赤みをおびる。
高さ30-100cm、花は小さな粒々がたくさんついている感じ。
スズメノヤリ(イグサ科)
花は茶色、茎は中がつまっている。
時期によってはおしべの黄色が目立つ。
ヒメオドリコソウ(シソ科)
上部が赤みがかる。
高さ10-25cm、葉は葉脈にそってしわがある。
花は葉の間からのぞく。
帰化植物(ヨーロッパ,小アジア)
ホトケノザ(シソ科)
花は紅色~紅紫色。
高さ10-30cm、2枚の葉が茎をだきこむ。
下部の葉は葉柄をもつ。
ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)(マメ科)
花は紅紫色、つるになる。
キヌサヤを小さくしたような実がなる。
オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)
花はコバルト色。
高さ15-30cm、花の大きさは1cmくらい。
帰化植物(西アジア)
タチイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)
花はコバルト色。
高さ10-30cm、花の大きさは3-4mm。
茎は直立。
帰化植物(ヨーロッパ,アフリカ)
トキワハゼ(ゴマノハグサ科)
花はフジ色。
高さ5-25cm。
キュウリグサ(ムラサキ科)
花は水色。
高さ10-30cm。
もむとキュウリのにおいがする。
オオジシバリ(キク科)
花は黄色で、舌状花が一層しかないので薄い。
葉はギザギザがはいらない。
ノゲシ(キク科)
花は黄色、高さ50-100cm。
葉のギザギザの先は刺状にとがる。さわっても痛いほどではない。
オニノゲシ
葉に光沢があり、きょ歯の先は痛い。
カントウタンポポ(左) ・ セイヨウタンポポ(右)(キク科)
花は黄色で、花も葉も根本からでる。
花の下の部分を総苞という。 「カントウ」では総苞の外側はそりかえらないが、「セイヨウ」ではそりかえっている。また、「セイヨウ」は「カントウ」より花の重なりが厚い。
ギザギザのえぐれが大きいのはアカミタンポポである。
「セイヨウ」、「アカミ」は帰化植物(ヨーロッパ)
カタバミ(カタバミ科)
花は黄色。
葉は緑だが、赤紫色のものも混ざる。
オランダミミナグサ(ナデシコ科)
花は白で、花弁は5枚。茎は高さ10-30cmで全体に毛が多い。
帰化植物(ヨーロッパ)
ナズナ(アブラナ科)
花は白色。
高さ10-50cm。
葉は浅いギザギザがあり、根本の葉はギザギザが大きい。
ハコベ(ナデシコ科)
花は白色で、がくの方が長い。
花弁は5枚だが2つに深裂するので10枚に見える。
高さ10-20cm、茎にはわずかに毛がはえる。
ハルジオン(キク科)
花は白?ピンク。
高さ30-60cm。
ヒメジョオンはつぼみが下を向くことはあっても茎ごとたれ下がらない。
茎の中心は白いずいがある。
ヤエムグラ(アカネ科)
花は白色。
高さ30-90cm。
茎は四角い。とげが多く、ベタベタした手ざわり。
シロツメクサ(マメ科)
花は白色。
花の色が赤紫なのはムラサキツメクサという。
イヌガラシ(アブラナ科)
花は黄色。
高さ30-55cm。
スズメノテッポウ(イネ科)
高さ20-30cm。
穂に赤茶色の葯が見える。
チガヤ(イネ科)
高さ30-60cm。
白い毛状の穂。
ヘビイチゴ(バラ科)
花は黄色、茎は地をはう。
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