タマネギの鱗片葉の細胞の観察
前回実習した接眼ミクロメーターを使い、タマネギの鱗片葉の細胞の大きさを測定する。
方法
- タマネギを縦に切り、芯に近い鱗片と外側に近い鱗片からそれぞれ鱗片の内側の表皮をカミソリで5mm×5mm位に切り取る。
- 一片をピンセットを使い注意深くはがし、スライドガラスの中央にのせる。
- 酢酸オルセイン(染色液)を1滴たらし、2~3分後にカバーガラスをかける。酢酸オルセインが多すぎたら、ろ紙で吸い取る。
- 接眼ミクロメーターを接眼レンズにセットし、150倍-600倍で検鏡する。
- 2種類の細胞をスケッチする。
- 接眼ミクロメーターでそれぞれの細胞の縦・横の長さ、核の直径を測定する。
結果
- 前回実習した「接眼ミクロメーター1目盛りの大きさ」を参照して細胞の大きさを測定する。(対物レンズと接眼レンズの組合せを確認すること)
- 外側の鱗片
縦( )μm 横( )μm 核( )μm
- 内側の鱗片
縦( )μm 横( )μm 核( )μm
考察
- 酢酸オルセインで細胞のどの部分が何色に染まりますか。
核が赤色に染まる
- 実験の結果から、タマネギの細胞の大きさについてどんなことがわかりますか。またどちらが若い細胞でしょう。
外側の方が細胞が大きく成長した細胞と考えられる。