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顕微鏡の基本操作

コルクの薄片と小さな文字の観察を行い、顕微鏡で見る像の特徴や注意点、特に高倍率での操作を習得する。また、顕微鏡の簡単な原理を知る。
顕微鏡のセット
  1. ケースの上下を間違えないようにフタを開ける。
  2. ケース内の顕微鏡使用者カードを取り出し、日時、氏名等を記入する。また、レンズなどがそろっているか確認する。
    (接眼レンズ:×7,×15  対物レンズ:×4,×10,×40)
  3. 顕微鏡を運ぶときは必ずアームを握り、一方の手で鏡脚を支えて運ぶ。
  4. 接眼レンズ(×7)をはめ、対物レンズをすべて取りつける。
  5. 簡易照明装置を取りつける。
検鏡の手順
  1. プレパラートをステージにのせ、観察する部分が対物レンズの真下にくるようにする。
  2. プレパラートをクリップでおさえる。
  3. 対物レンズの先を横から見ながら、できるだけプレパラートに近づける。
  4. 接眼レンズをのぞき、粗動ネジを回して、対物レンズの先とプレパラートの間を遠ざけながら焦点を合わせる。(最後の微妙な調整には微動ネジを使う)
  5. 高倍率にする場合は、観察する部分を視野の中央にくるようにプレパラートを動かし、焦点を合わせたまま高倍率の対物レンズに変える。(高倍率の接眼レンズに変えてもよい)
その他の注意
  1. コンデンサーの絞りを使い、明るさを調節する。
  2. 照明装置は熱をもつので、標本の乾燥および火傷に注意する。
  3. レンズのガラス部分にはふれない。
  4. レボルバーは半回転のままにしない。
  5. ストッパーは動かさない。
実習
  1. コルクの薄片の観察
    コルクをカミソリなどで薄く切り、そのままプレパラートにのせ、カバーガラスはかけずに検鏡する(薄片のへりの薄い部分を検鏡する)。高倍率の対物レンズほどプレパラートとの距離が短くなるので、慎重に操作する。
    コルクの薄片150倍 コルクの薄片600倍
    コルクの薄片150倍 コルクの薄片600倍
  2. 微小な文字を貼り付けたプレパラートの観察(低倍率でよい)
    文字の向きを確認する。また、プレパラートを少し動かして、顕微鏡下の文字がどちらに動くか確認する。
    微小文字 顕微鏡で見ると
    微小文字のプレパラート 顕微鏡で見るとこう見える
まとめ
  1. 顕微鏡の各部の名称(空欄を埋めよう)
    顕微鏡の各部の名称
  2. 使用する接眼レンズと対物レンズの組み合わせによって、倍率は何倍になるか計算してみよう。
      対物レンズ
     ×4 ×10 ×40
    接眼
    レンズ
    ×7
    ×15
  3. 倍率を上げると視野と明るさはどうなるでしょう。
    • 視野:
    • 明るさ:
  4. 対物レンズの倍率を高くすると、焦点があったときの対物レンズとプレパラートまでの距離はどうなるでしょう。
  5. プレパラートを動かすと、顕微鏡下に見える標本はどのように動きますか。
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