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ヒヨドリ日記

よくみかける鳥
スズメ、キジバト、ムクドリ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリなどは市街地でもよくみかける鳥であるが,MAkasaka家の庭にも,よくやって来る。
空中キャッチ
庭にやってくる鳥の中で,あるヒヨドリが,パンを空に向かって投げると,空中でキャッチするようになった。
枝にとまって待機し,小さくちぎったパンを高く投げ上げると同時に枝から飛び立ち,空中のパンを追いかけて落下してくるところをくちばしでキャッチし,枝に戻ると「パクパク」と食べるのである。
5,6回繰り返すと,お腹がいっぱいになったのかどこかへ飛んでいく。ある冬のできごとである。
ヒヨドリの空中キャッチ1 ヒヨドリの空中キャッチ2 ヒヨドリの空中キャッチ3
ヒヨドリの行動
ヒヨドリは,夏には木にとまっているセミ(特にアブラゼミ)を追いかけて空中でつかまえ食べている。遊び的な行動なのか,餌として追いかけているか不明だが,パンをキャッチするときの行動に類似しているようであるが,急旋回したり,空中で静止したりするなど極めて器用な飛び方ができる鳥であることは間違いない。
春先はツバキや桜の花の蜜を吸いに来るし,秋にはカキを食べに来るし,1年中,餌を求めてやってきているわけである。
パンを投げてもらうのを待つヒヨドリ
飛び方
ヒヨドリが飛んでいるところを見ていると,面白い飛び方をしている。
「ときどきはばたいて,上下に波打ちながら飛ぶ」という飛び方である。
この飛び方は,キツツキやヒヨドリに見られる飛び方らしい。
その他,「はばたき続けて飛ぶ」,「ときどきはばたいて,直線的に飛ぶ」鳥などがある。
多くの鳥(ムクドリやカラスなど)は,前者であるが,ツグミなどの仲間は,後者の飛び方をするらしい。
次の年
春のなると餌が豊富になるのか,パンを食べにくることはなくなった。
次の年の12月の初め頃の朝,「ピィーーヨ」と,まるで「パンをちょうだい」というようにヒヨドリが鳴いていた。
ヒヨドリのアピールは,日を追うごとにバージョンアップをしていく。最初は,木にとまって鳴くだけだったが,やがて,欄間(らんま)にとまって家の中をのぞきながら,鳴くようになった。
空中キャッチを真似するヒヨドリも現れ,2羽のヒヨドリが空中キャッチをするようになった。しかし,何度やってもうまくつかまえられないヒヨドリもいる。
能力の差なのか・・・。
物置の上でパンを待つヒヨドリ 欄間から家の中の様子を覗くヒヨドリ
数年後
毎冬,このパン投げは続いている。しかし,ヒヨドリは世代交代しているようで,子どもと思われる小さいヒヨドリも登場する。キャッチの仕方が個性的であったり,前年のように上手にキャッチできないヒヨドリもいる。
面白いことにスズメの中にヒヨドリの行動を真似しようとするものも現れる。しかし,スズメにはうまくキャッチできない。地面に落ちたパンを拾って飛んでいく。
あまり,人に慣れるのも心配であるが,MAkasaka家では,ヒヨドリは人気ものの鳥である。
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